瀕死の仔猫を介抱して母猫に返してあげた話


時期は7月まだ冷え込む夜の事でした。
近所で見かける仔猫が家の庭に行き倒れていたのです。
全く動かないので弔おうと持ち上げると微かな鳴き声!

慌てて家族を呼びドライヤーで仔猫の体を温め、熱すぎないミルクをスポイトで口に垂らして上げる。
するとお腹が呼吸で動き始めミルクも嚥下する為喉が動いたのです。
毛布を厚めに敷き寝かせ、翌朝再びホットミルクをあげ、動物病院へそっと連れていき診て貰う。

医者『衰弱が酷く、手足が動かないので駄目かもしれない。 野良なら諦めた方がいいですよ」

絶望しつつも駄目元で誠心誠意尽くそうと心に決めました。

少しづつホットミルクの量を増やし、語りかけながら撫で付ける。
4日後、僅かに四肢を動かし鳴くようになった。
7日経ち歩けるようになり自分で器からミルクを飲めるように。
12日後、外に出してあげると待ち構えていたように母猫が迎えにきました。

仔猫はひと鳴きすると、母猫の元へ去っていきました。